こんにちは!ヤキナスです(^^)/
今回は、これまでの自分の読み聞かせを見直すきっかけとなった1冊を紹介します!
将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!(松永 暢文)です(^^)
国語力は、すべての科目を学ぶうえで必要な能力だが、国語を勉強するだけでは身につない。国語力を身につけるためには「生きた言葉」が詰まった本にたくさんあたるのがよいとのこと。
本書では、国語力=日本語了解能力としています。
「読み聞かせ」に関する本は色々とありますが、本書でいう「読み聞かせ」の目的は日本語了解能力をつけることで、
スラスラ読まない「一音一音ハッキリ読み」を推奨しています。
絵本に書かれている一字一字のすべてを、子どもの耳から体内へ注入させるようなイメージで読んで聞かせることを意識するとよいそうです。
わたしは、「スラスラ読んではいけない」というところに衝撃を受けました。なぜならスラスラ読もうと意識していたからです。子どもは自分でページをめくりたがることがありますが、スラスラと上手に読みさえすれば、子どもも集中して聞いてくれるだろうと思っていました。子どもが飽きてしまわないように、文字の少ない絵本を選んだり、テンポよくページをめくったりと試行錯誤もしてみました。でも実は、原因は別のところにあったのかもしれません( ;∀;)
スラスラ読むと案外「音が聞こえない」から子どもは「聞いていられず」自分でページをめくろうとする可能性があるなと気づかされました。
ということで、早速「一音一音ハッキリ読み」やってみました。
ポイントを紹介します。
①母音の口の形を意識して口を大きく開ける
②語尾まで明確に、すべての音を発音する ×あいうえお 〇あ、い、う、え、お
③声音は自然な感じで
④文章を変えて読まない
⑤年少ほど(3歳以下の小さいときこそ)ゆっくり読む
初めは一音一音切れて聞こえて不自然に聞こえるかもしれませんが、数か月続けていると読み聞かせのスピードは上がり、子どもの耳にも一音一音がハッキリしていながらもつながって聞こえるようになるのだそうです。わたしもやってみます!!!
また、子どもがなかなか集中しないときは寝転がって読んだり、「箱」に入れた紙芝居から始めてみるとよいそうです。
絵本を選ぶときは、耳で聞いて「音の良い」文章で書かれた本を選ぶとよいそうです。美しい日本語で書かれたものや、読んでいる方も楽しくなるようなリズムが良い本を選ぶとよいが、まずは子どもが読みたいという本を読んであげるのがいいと思います。
親が読ませたい本もこっそりと置いてあれば、やがて読んで聞かせる機会がくるでしょう。
子どもが暗記してしまう本や「これ読んで」と、何回も何回も繰り返し持ってくる本が1冊でも出てきたら、読み聞かせがうまくいっていると思ってよいそうです。2冊目、3冊目と広がっていくでしょう。
大人でも本当に疲れているときには本を読むモードにならないと思います。子どもも頭の調子が良いから「これ読んで」と絵本をもってくるので、その「頭がよくなる機会」を逃さないように子どもが読んでと言ったら、なるべく読んであげられるようにしおくことが大切です。
読み聞かせてばかりでは、自分で本が読めない子になるので!?と考えるかもしれませんが、読み聞かせを続けていって日本語了解能力がしっかりと身についていけば、自然と自分で本を読むようになるので、心配はいらないそうです。絵本を読み聞かせるというスタイルは、子どもの勉強を親が見てあげるという関係性と同じなので、子どもが大きくなってからも、親子で一緒に勉強に取り組みやすくなるそうです。楽しく絵本の読み聞かせを通して、勉強習慣までも身につけさせることができるならやるしかないですね(^^♪
我が子にも「一音一音ハッキリ読み」を実践してみましたが、これまで自分のペースでページをめくっていた本も、じっくりと絵を見たりわたしの言葉に続けて繰り返したりすることが増えました。まずは、数か月続けてみようと思います。やってみた結果もお伝えしようと思います!!
それではまた明日(^^)/
参考文献:将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!(松永 暢文)
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